2014年11月05日

かける糸

糸かけ曼荼羅にかける糸は、ピンの本数にもよりますが、大体8色くらいです。

色の選び方も、人それぞれで、作り始める前に、全色決められる人と、その都度、直感で選ぶ方などがいらっしゃいます。

色も、感性に働きかける力が強いので、頭で考えるより、感覚で選ぶ人が多いです。

そのため、糸かけマンダラを作り始める時に、目の前に色んな色の糸があって、自由に選べるほうが、潜在意識や直感が働きやすくなります。

使うものは、正直なところ、なんでもよいです。

縫い糸、ミシン糸、刺繍糸、毛糸 etc.


小さな子供が作る場合は、太くて滑りにくいという意味で、刺繍糸(束のまま使う)や毛糸がお勧めです。


大人なら、色んな色のバリエーションのある、ミシン糸、縫い糸で大丈夫です。

ただ、ミシン糸は、ミシンにかけて滑りがいいようになっているため、ツルツル滑って、扱いにくいところもあるので、慣れが必要です。ミシン糸にも、手縫いにも使える糸を選んだらよいでしょう。

(※ ミシン糸は、左に撚り(より)がかけられていて、手縫い糸は、右に撚りがかけられています。
ミシン糸は、糸切れが起こりにくくするために左撚り、手縫い糸は、手の動きに合わせて糸がよじれにくい右撚りになっています。

そのため、ミシン糸を手縫いで使う場合は、よじれやすくなるので、よじれにくくするために、短めにカットして使うほうが無難です)


個人的に、一番おすすめなのは、手縫いの糸(縫い糸)です。


糸もピンキリで、さすが、お値段の高い絹糸は、光沢や糸の形状が美しいです。

安い糸は、途中が玉みたくなっていたり(毛羽立ち)、切れやすかったり、光沢があまりなかったりもします。


ミシン糸は、大体200~300Mくらいの巻で、一つ200~300円ほどします。

12~14色のセットで、1000~1400円くらい(2014年11月現在)。


縫い糸は、40m巻で25色の絹の手縫い糸のセットが5000円弱とか。


うーんw、糸だけでこれだけすると、作るの考えますねw


ということで、一番のおすすめは、100円均一ショップで売っている縫い糸セット!

格安だけあって、糸の途中に玉みたいな塊があったり、毛羽立っていたりもしますが、そのおかげで、遠目で色がよく見えたり、糸かけマンダラを作る程度なら、途中で糸も切れることもなく、また、一巻の長さもほどほどでお勧めです。

色んな百均屋をのぞいて、現時点で、一番色数も多くて、お得だったのは、ダイソーの22色セットです。

ダイソー22色セット

(※ 色数が多いだけに、たまに、同じ色が重複して間違って入っていたりする時があるので、買う時に、しっかりチェックしてください。108円とお安いだけに、交換しに行くのに躊躇しますよ(笑))


50M巻! これだけの長さがあるのは、百均屋の他の糸ではなかったです。


ちなみに、糸の太さは、数字(番手)が小さくなるほど細くなります。

ダイソーのこの糸セットの場合は、、、、60/3。

この読み方は、番手/糸の本数。

60番手の単糸を3本撚りにしてあるという意味。 

これ以降にアップする百均屋で見つけた糸のセットの画像の中に見れる数字は、こんな感じでイメージすると、太さなどがイメージしやすいです。

(※2014/12/23 追記: 先日購入した同じ糸のセットの糸の太さの表示が張り替えられていました。どうやら、表記間違いだったようで、どこからか指摘された模様です。現在は、40/2 と表記が張り替えられています。)


なお、百均屋は、結構品ぞろえが変わるので、この商品がいつまであるか分かりません。

また、夏休みシーズンになると、子供たちの工作で、一気にこういう素材がなくなって、入手困難になる時が多いので、糸かけマンダラ教室を開いている方は、生徒さんの材料集めはお早めに!

ちなみに、今日行くと、前はあったのに、近所の百均屋からは、この22色セットがなくなっていて、下の糸セットしかありませんでした。

くーーー! “いつまでも安定してあると思うな!百均屋の商品!” です。


12色
15色

12色セットのほうは、太さは、40/2 、長さは45M巻です。

15色セットのほうは、太さは、40/2 、長さは16M巻です。

ダイソーの22色セットは、50M巻ですから、、、、 かなりお得だったのです。

(※ 30cm四方の板に作ったマンダラで、一番糸を使うパートの糸の長さは、大体22Mくらいほどありました。となると、、、、 16M巻だと足りないかもしれません)

ダイソーの糸は、“60番手の単糸を3本撚りにしてある”

これらの糸は、40/2  = “40番手の単糸を2本撚りにしてある”


数字(番手)が小さくなるほど細くなるので、これらのほうが細いはずですが、見た目、そんなに変わらないような、、、。

表記の数字が同じでも、作られた国によって、太さが違ったり、糸にも色んな種類があって、番号のつけ方が違ったりするようなので、そのせいなのかもしれません。

百均屋の商品ですから、、、、、 そこらへんは緩く受け止めましょうw

(※2014/12/23 追記: 先日購入したダイソーの同じ糸のセット(22色 50m巻)の糸の太さの表示が張り替えられていました。どうやら、表記間違いだったようで、どこからか指摘された模様です。現在は、40/2 と表記が張り替えられています。

ダイソー22色50M

やはり、みたまんま、どちらの糸も同じ太さだったということです。)


刺繍糸も、百均屋に12色セットがあります。 パステルカラー、ビビッドカラー、ダークカラーのセットに分かれています。

刺繍糸

刺繍糸2

お子さんが糸かけをするなら、刺繍糸がお勧めです。 なぜなら、扱いやすいのもありますが、毛糸だと、一玉108円 X 必要な色数 で高くつくからです(笑)。

お子さんと一緒に行って、 パステルカラー、ビビッドカラー、ダークカラーのどの色目が好きか、選ばせるとよいですね(^^)

ちなみに、15cm四方の板で、40本弱のピンで作ったマンダラは、もっとも糸を使うパートでも、8Mの刺繍糸が少し余るくらいで、ちょうどよかったです(実際には、円の直径、ピンの数によって、使う糸の長さは変わりますので、必要な長さは違います。目安程度にどうぞ)



糸の太さ


ただ、糸の太さは、糸をかけた時の糸の色の濃さがどの程度出るのかにもかかわってきます。


たとえば、ピンの本数が多くて、糸が何周もする場合は、糸が細くても、糸が重なることで、色は濃く見えます。

しかし、ピンの本数が少なくて、糸が細すぎると、色が薄く見えて、最悪、遠くから見た時、色がはっきり浮き出ないため、よく分からない、ぼんやりした作品になってしまう場合もあります。

そのため、子供の遊びとして、超少ない本数で作る場合、子供が扱いやすい意味もありますが、色がくっきり映える、太さのある毛糸や刺繍糸(束でそのまま使う)で糸をかけたほうがきれいです。

板の色は、普通、白っぽい色(桐などの木の板)です。 
(それを染めて、黒っぽい板にもできます)。

黒い板にすれば、糸も映えるので、見やすくなりますが、糸をかけている時に、目が疲れると言っていた人もいます。
(それに、染める手間とコストと時間もかかりますしねw)

どんな感じになるか、糸かけマンダラ ギャラリーでご参照ください。



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糸かけマンダラ ワークショップ開催情報

http://runrunwaiwai.net/itokaketoha/itokakewsdetail

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Posted by フラワーエッセンス研究家 葛葉 at 17:18 │糸かけマンダラ 道具・材料